給食の仕事を未経験から始める完全ガイド【応募前から入社1年目まで、7つの段階で読む順番を案内】

給食の仕事を未経験から始める完全ガイド|キッチンのりちゃん 年収・キャリア

こんにちは、キッチンのりちゃんです。委託給食会社で調理と事務をやって16年になります。

このブログでは、給食の仕事について100本以上の記事を書いてきました。ただ、記事が増えるほど「未経験から始めたいけれど、どれから読めばいいのかわからない」という声も聞くようになりました。

そこでこの記事では、応募を考える前から入社1年目までを7つの段階に分けて、それぞれの段階で知っておきたいことと、読んでほしい記事を順番に案内します。私自身が料理の経験ほぼゼロで入社したときの流れも、段階ごとに書き添えました。

舞台は、私がずっと働いてきた高齢者施設の給食です。私は施設に雇われているのではなく、施設から給食を任されている委託会社の社員です。

この記事でわかること

  • 未経験から給食の仕事を始めるまでの7つの段階と、その順番
  • 応募前・入社前・入社後のそれぞれで準備しておくこと
  • 料理経験ゼロで入社した16年目の社員が、1年目に何をしていたか

まず全体像:7つの段階

先に全体の地図を置いておきます。今の自分がどの段階にいるかを確かめて、その章から読んでください。

  1. 仕事を知る:給食の現場で毎日何をしているのか
  2. 自分に合うか考える:きつさ・年齢・人間関係・お金
  3. 会社を選んで応募する:求人票・履歴書・面接
  4. 入社の準備をする:書類・検便・身だしなみ
  5. 最初の1か月:衛生の決まりと厨房の言葉を覚える
  6. 半年まで:大量調理の量と段取りに慣れる
  7. 1年目から先:資格・働き方・続け方を考える

段階1:給食の仕事を知る

給食の調理は、家庭料理やお店の料理とは別の仕事です。決まった時間までに、決まった量を、決まった手順で、全員分そろえて出すことが求められます。高齢者施設では、かむ力や飲み込む力に合わせて同じ料理を何種類もの形に作り分けます。

まずは1日の流れと、厨房で何が起きているかを知るところから始めてください。

段階2:自分に合うかを考える

朝が早い、立ち仕事が長い、夏の厨房は暑い。給食の仕事には、たしかに体力的にきつい面があります。一方で、決まった手順を守れる人、毎日同じリズムで働きたい人には向いている仕事でもあります。

私が16年続けてこられた一番の理由は、仕事が安定していることでした。担当している現場には70代のパートさんもいますし、異業種から入ってきた人もいます。年齢や経歴より、朝に来られるか・衛生の決まりを守れるかのほうが大切です。

段階3:会社を選んで応募する

同じ「給食調理員」の求人でも、働く施設の種類、食数、シフト、異動の有無は会社によって大きく違います。求人票では、時給や月給だけでなく、何時から何時までか・どの施設か・異動があるかを必ず見てください。

私は本部の事務として応募書類や入社手続きを受け取る側にもいます。書類は立派な言葉より、働ける時間帯や通勤の条件がはっきり書いてあるほうが、受け取る側は助かります。

段階4:入社の準備をする

採用が決まったら、入社日までに手続きの書類をそろえます。給食の現場では、調理に入る前に検便の結果が必要になるのが一般的なので、会社から容器が届いたら早めに出しましょう。

前の職場を辞めるときの書類も、このタイミングで確認しておくと入社後の手続きがスムーズです。

段階5:最初の1か月

私が22歳で入社したときは、料理の経験がほぼゼロでした。最初の仕事は洗い物と盛り付けです。そこから1か月ほどで、包丁を使った仕込みに入りました。

この時期に一番大事なのは、料理の腕よりも衛生の決まりを体に入れることです。手洗いのタイミング、色分けされたまな板の使い分け、温度の記録。どれも「なぜそうするのか」を知ると覚えやすくなります。わからない言葉は、その日のうちに確認しておきましょう。

段階6:半年まで

私は入社して半年ほどで、1食分を任されて回せるようになりました。この時期に苦労したのは量の感覚と段取りです。家庭の何十倍もの量を、配膳の時間から逆算して仕上げる感覚は、毎日繰り返すうちに少しずつ身についていきます。

高齢者施設では、食事形態の作り分けやアレルギーへの対応も、この時期に覚えていきます。どちらも、まちがえると利用者さんの安全に直結するので、確認の手順を必ず守ります。

段階7:1年目から先

1年たつと、自分がこの先どう働きたいかが少しずつ見えてきます。私の場合は、25歳で食品衛生責任者、28歳で1つの事業所のチーフ、32歳で調理師の資格を取って複数の事業所を担当し、35歳から事務も兼ねるようになりました。

資格を取って現場の責任者を目指す道もあれば、パートとして自分のペースで長く続ける道もあります。働き方を考えるときは、給与明細の見方や有給のルール、体調が悪いときの休み方も知っておくと安心です。

迷ったときは、この3本から

全部を読む時間がないときは、次の3本だけでも読んでみてください。

  1. 仕事の中身を知りたい:給食の1食ができるまで
  2. 自分にできるか不安:転職前に聞きたい質問19連発
  3. 入ってすぐ困りたくない:新人がまず覚えるべき10のこと

まとめ

未経験から給食の仕事を始めるときは、仕事を知る→合うか考える→応募する→入社の準備→最初の1か月→半年→1年目から先の順に進むと迷いにくくなります。

料理の経験がなくても、決まった手順を毎回守ることを続ければ、半年ほどで1食を回せるようになります。私もそうでした。このページはこれからも記事が増えるたびに更新していきますので、迷ったときの地図として使ってください。

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