男性で給食業界はアリ?16年続けた本音とキャリアパス

年収・キャリア

「給食業界って女性ばっかりなんちゃう?男でも続けられるの?」

給食委託会社への転職を考えてる男性が、一番気になるのがこの点ですよね。確かに調理現場のパートさんは女性が多いし、給食調理員=主婦のイメージが強い業界です。

でも実は、正社員には男性が結構いるんです。私自身、新卒で給食委託会社に入社して16年間ずっと男性社員として働いてきた当事者。

この記事では、給食業界で働く男性社員のリアルを、メリット・デメリット・キャリアパスまで包み隠さずお伝えします。

この記事を書いた人

  • 名前:キッチンのりちゃん
  • 年齢:38歳・男性
  • 業界歴:16年(新卒で給食委託会社入社)
  • 担当:3事業所(高齢者施設・保育園など)
  • 業務:調理+事務(プレイングマネージャー)
  • 資格:調理師免許(在職中に独学で取得)

結論:男性で給食業界、めっちゃアリです

結論から言うと、男性は給食業界でかなり活躍できます

理由は3つ:

  • 男性正社員の需要が高い(パートは女性中心だが、社員は男性歓迎)
  • 体力仕事が多い現場で重宝される
  • マネジメント層に上がりやすい(女性パート中心の現場のまとめ役)

私の会社では正社員の約4割が男性。営業職や本社管理職を含めるとさらに多くなります。

給食業界の男女比のリアル

  • パート・アルバイト:女性90%、男性10%
  • 正社員(現場):女性60%、男性40%
  • 正社員(本社):女性40%、男性60%
  • 管理職:男性70%、女性30%

パートさんは女性中心ですが、正社員以上では男性比率が逆転します。「給食=女性の仕事」というイメージは、実は正社員の世界では当てはまりません。

男性が給食業界で働く5つのメリット

① 力仕事で重宝される

業務用大鍋は10kg以上、米袋は30kgが基本。体力がある男性は現場で頼られる存在です。私も新人時代から「重いものは任せて!」と言えるだけで、パートさんに歓迎されました。

② 安定して長く働ける

給食需要は不景気でも消えません。コロナ禍で飲食店が大打撃を受けた時も、給食現場は通常通り稼働しました。家族を養う男性にとって、これは大きな安心材料です。

③ マネジメント職に上がりやすい

現場の主力はパートの女性陣。彼女たちをまとめるリーダー職は男性社員に任されることが多いです。チーフ→マネージャー→エリア責任者と昇進ルートが明確で、年収アップも狙えます。

④ 残業が少なめでワークライフバランス◎

給食現場は提供時間が決まってるので、深夜残業はほぼゼロ。一般的なオフィスワークより家族との時間が取りやすい業界です。

⑤ 「ありがとう」を毎日もらえる

これが一番大きい。入居者さんや園児たちから「おいしかった!」「ありがとう」を毎日もらえる仕事は、男性のやりがいとしても最高です。

正直しんどい!男性ならではの5つのデメリット

① 朝が早い

朝食提供がある施設だと5時起きが日常。「夜遊びしたい!」「朝はギリギリまで寝たい!」という人には向きません。

② 女性比率の高い職場に慣れる必要

休憩室は女性パートの井戸端会議が日常風景。「姑が嫁の悪口を言う」みたいな話に最初は戸惑います。でも慣れたら居心地良いです(笑)。

③ 「給食員」のイメージで結婚相手に説明しづらい

合コンで「仕事は?」「給食委託です」と言うと、女性陣に「?」と思われる事もしばしば。地味な業界ゆえの認知度の低さはデメリットです。

④ 年収の天井がある

マネージャークラスでも年収700万円が天井くらい。IT業界みたいに「30代で1000万」みたいな夢はありません。安定はあるが爆発力はない、典型的な業界です。

⑤ 食材の重量物が辛い日も

米30kg、油の一斗缶(18kg)、業務用調味料の大袋…毎日重いものを運ぶ仕事。腰を痛める同僚もいます。体のケアは必須です。

給食業界で男性が選べるキャリアパス3つ

パス① 現場マネジメント(私のパターン)

新人→調理スタッフ→チーフ→複数事業所担当→エリアマネージャー。私はこのルートで現在3事業所担当。年収500万円ペースで、まだ伸びしろあります。

パス② 本社管理職(栄養士・営業)

現場経験を活かして本社の営業や品質管理、エリア統括などに進むルート。年収700〜900万円も狙えます。栄養士の資格があるとさらに有利です。

パス③ 独立開業(小規模給食会社設立)

10〜15年の現場経験を積んだ後、自分の給食会社を作る男性もいます。少人数経営でニッチな顧客(小規模デイサービス等)を狙うパターン。リスクはあるが、給食知識がそのまま事業に活きます。

こんな男性が給食業界に向いてる

  • 体力に自信がある
  • 早寝早起きが苦じゃない
  • 安定志向(高給より長期)
  • 女性が多い職場でもコミュニケーション取れる
  • 「人の役に立つ仕事」にやりがいを感じる
  • 家族との時間を大切にしたい

逆に向いてない男性は…

  • 夜型・朝弱い
  • 大金を稼ぎたい(年収1000万円目標)
  • 派手な業界で働きたい
  • 女性が多い環境が苦手
  • 体力に自信がない・腰痛持ち

16年男性社員からのメッセージ

新卒で給食業界に入った時、正直「男なのにこの仕事…」と思った瞬間もありました。でも16年経った今、この仕事を選んで本当に良かったと心から思います。

毎日入居者さんから「のりちゃん、今日もありがとう」と言われる。子どもたちが「おかわり〜!」と元気に給食を食べる。こんなにダイレクトに人の役に立てる仕事は、男性のキャリアとしても十分価値があります。

男性で給食業界はアリ?」と迷ってる方、全然アリです。もし興味あるなら、まず転職エージェントに登録して話を聞くところから始めてみてください。

まとめ|給食業界の男性、活躍できる場所はたくさんある

  • 男性は給食業界で正社員・管理職として活躍可能
  • 「給食=女性の仕事」はパートだけのイメージ
  • マネジメント・本社・独立などキャリアパスは多彩
  • 体力・コミュ力があれば未経験から十分入れる
  • 安定志向の男性にとても向いている業界

16年やってきた男性社員として、給食業界はぜひおすすめしたい業界です。地味だけど誇れる、確実に必要とされる仕事。男性のキャリア選択肢として、ぜひ検討してみてください。


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