好評だった「給食現場あるある」シリーズ、ついに第3弾です!今回は事務編とベテラン編を中心に、調理も事務も16年やってきたボク(キッチンのりちゃん)が思わず笑っちゃう瞬間を集めました。
今回も笑うのは自分(のりちゃん)だけ。会社や施設、利用者さんはイジりません。クスッと一息ついてもらえたら嬉しいです😊
事務編あるある
- 電卓を叩いた数字と、Excelの合計が1円合わない……その1円を探して30分。見つけた時の謎の達成感
- 「あとで入力しよ」が一番危ない……ためた日報は、未来の自分への時限爆弾
- 食数を二度見、三度見する……欠食を一つ間違えると全部ずれる恐怖を知っている
- 関数が一発でハマると、ちょっとガッツポーズ……誰も見てないけど嬉しい
- 厨房で手が濡れてるのにPCを触りたくなる……そして毎回ふきんを探す
ベテラン編あるある
- 鍋の音やにおいで「あ、そろそろ」が分かる……タイマー要らずの体内時計
- 段取りを考えるのが楽しくなってくる……パズルが解けた時の快感に近い
- 新人さんの「できました!」がいちばん嬉しい……自分が褒められるより嬉しいから不思議
- 力技より段取りで勝てるようになる……若い頃は気合い、今は計画
- 「昔はもっと大変だった」を飲み込めるようになる……言いたいけど、ぐっとこらえる大人の余裕
調理あるある(まだまだあるよ編)
- 大量の玉ねぎで涙、でも止まらず手は動く……プロは泣きながらでも切る
- 味見のしすぎでお腹がいっぱい……でも味は絶対に妥協しない
- 盛り付けの最後の彩りで、つい一手間かけちゃう……喜んでほしいから
番外編:これは笑えない真剣な「あるある」
最後にひとつだけ、笑いどころなしの真剣なあるあるを。「手を洗ったっけ?」と少しでも思ったら、迷わずもう一度洗う。衛生だけはあるあるネタにできません。ここは一年中、真剣勝負です。
季節編あるある
給食の現場は、季節によって「あるある」も変わります。
- 夏:厨房が暑すぎて、休憩室のエアコンが天国に感じる。汗だくで着替えたのに、30分後にはまた汗だく
- 夏:「今日の気温は?」が挨拶がわり。34℃と聞いた瞬間、全員の顔が引きつる
- 冬:厨房の中は暑いのに、洗い場だけ極寒。同じ建物とは思えない温度差
- 冬:手荒れがひどくて、スマホの指紋認証が通らなくなる
- 春:新人さんが入ってきて、厨房の空気が一気に若返る(そして自分の年齢を実感する)
- 秋:さんまの値段を見て「今年は高いな…」と本気で悩む
買い物・食材編あるある
- スーパーで、無意識に食材の値段をチェックしてしまう。もう職業病
- 「このキャベツ、うちの仕入れより安いやん」と一人でつぶやく
- 家族と買い物に行っても、頭の中では献立の原価計算が始まっている
- 業務用サイズを見ると「小さいな」と思ってしまう。感覚がバグってる
- 家で料理すると、4人分のつもりが鍋いっぱいになる
- 調味料は「大さじ」より「◯kg」のほうがピンとくる
休みの日編あるある
- 朝、目覚ましがないのに5時に目が覚める。体内時計が早番仕様
- 外食すると、店員さんの動きや厨房の段取りをつい観察してしまう
- 他所の給食のニュースが流れると、家族より真剣に見てしまう
- 「休みの日くらい料理せんでええよ」と言われるけど、結局作る
- 包丁を研ぐのが休日のルーティンになっている
新人さん時代の「懐かしいあるある」
今となっては笑い話ですが、新人の頃はこんなことばかりでした。
- 回転釜のヘラが重すぎて、混ぜてるだけで腕がプルプルする
- 「ホテルパン取って」と言われて、ホテルパンが何か分からず固まる
- 食器の名前が覚えられず、「あの丸いやつ」で乗り切ろうとする
- スチコンの操作パネルが宇宙船に見える
- 盛り付けが遅すぎて、気づいたら自分だけ残ってる
- 手袋の外し方が下手で、外すのに時間がかかる
- 「常食・きざみ・ミキサー」が呪文にしか聞こえない
今でも新人さんを見ていると「あー、そこ分からんよな」と思います。誰もが通る道なので、恥ずかしがらなくて大丈夫です。
ベテランになると起きる「逆あるある」
- 音だけで「今、揚げ物が上がった」と分かる
- においで焦げそうな鍋に気づいて、離れた場所から声をかける
- 食数を聞いた瞬間、必要な食材の量が頭に浮かぶ
- 新人さんの動きを見ただけで、次に何をミスしそうか分かる
- 自分が新人だった頃を忘れて、つい早口で説明してしまう(反省)
- 厨房に入った瞬間、いつもと違う空気に気づく
感覚が研ぎ澄まされるのは、経験の賜物だと思います。ただし「自分にとっての当たり前は、新人には当たり前じゃない」——これを忘れないようにしています。
あるあるが分かると、仕事が少し楽しくなる
こうして並べてみると、給食の仕事って「同業者にしか分からないこと」だらけやなと思います。
大変なことも多いけど、こういう小さな共感が積み重なると、現場の空気が和らぎます。新人さんが「それ、わかります!」と言ってくれた瞬間、もう仲間になってるんですよね。
しんどい日ほど、こういうくだらない話ができる関係が効いてきます(厨房の人間関係)。
まとめ
給食の仕事は大変なことも多いけれど、こうして振り返るとクスッと笑える瞬間がいっぱいあります。大変さの中にある”あるある”を楽しめるようになったのも、16年続けてきたからこそかもしれません。
第1弾・第2弾もよかったらどうぞ👇


