「調理師免許って、料理人じゃないと取れへんのちゃう?」
そう思ってる方、めっちゃ多いです。でも実は——給食現場で働きながら、独学でも十分に取れる資格なんです。私自身、在職中に独学+講習で取得しました。この記事では、業界歴16年の現役社員が「調理師試験は意外と取りやすい」というリアルな攻略法をお話しします。
この記事を書いた人
| 名前 | キッチンのりちゃん |
| 業界歴 | 16年(給食委託会社 正社員) |
| 資格 | 調理師免許(在職中に独学+講習で取得)/食品衛生責任者 |
そもそも調理師免許って?受験資格は?
調理師免許は国家資格。取り方は大きく2つあります。
- ①調理師学校を卒業する(→無試験で取得)
- ②実務経験2年以上+試験に合格する(働きながら取る王道ルート)
給食委託会社で働いている方なら、②のルートがピッタリ。飲食店・給食施設などで週4日・1日6時間以上を2年間働けば受験資格が得られます(※都道府県で細かい条件あり。勤務先の証明書が必要)。
給食歴16年が断言|調理師試験は「意外と取りやすい」
正直に言います。めちゃくちゃ難しい試験ではありません。合格率は例年60%前後と高め。きちんと準備すれば、初めての方でも十分合格できます。
試験はマークシート方式で、出題は次の6科目。
- 公衆衛生学
- 食品学
- 栄養学
- 食品衛生学
- 調理理論
- 食文化概論
「調理理論」や「食品衛生学」は、給食現場で毎日やってることがそのまま出るので、現役の方には特に有利です。
私がやった合格までの流れ【リアル体験】
STEP1:試験の1〜2ヶ月前に「本を読む」
時間が取れるタイミングで、市販のテキスト&過去問を1〜2ヶ月読み込みました。毎日ガッツリやる必要はなく、スキマ時間にコツコツでOK。過去問を繰り返すと「出るパターン」が見えてきます。
STEP2:試験直前に「調理師協会の講習」を受ける
これが個人的に一番おすすめ。試験が近づいたタイミングで、調理師協会などが開く受験対策講習を受けました。出題のポイントを集中的に教えてくれるので、これを受けたらほぼ確実やと感じました。
正直に言うと受講料はちょっと高いです(数千円〜が目安・地域差あり)。でも「一発で確実に受かりたい」なら、払う価値は十分あると思います。落ちて翌年また受けることを考えたら、むしろお得です。
まずは1冊|テキスト&過去問で土台づくり
講習の前提として、市販のテキストと過去問は最低1冊ずつあると安心です。独学のベースができていれば、講習の吸収率もグッと上がります。
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働きながら勉強する時間の作り方
いちばんの壁は「勉強する時間がない」ことだと思います。ボクも32歳、3事業所を担当しながらの受験でした。実際にどうしたか書いておきます。
- 毎日30分だけと決める……長時間やろうとすると続きません。短くても毎日のほうが効きます
- 時間帯を固定する……ボクは夜、風呂上がりの30分。決めておくと迷いません
- 通勤時間を使う……電車なら参考書、車なら音声教材という手も
- 休憩時間に過去問を1問……厨房の休憩は短いですが、1問なら解けます
- 家族に宣言する……「この時間は勉強する」と伝えておくと協力してもらえます
コツは「完璧を目指さない」こと。疲れて眠い日は10分でもいい。ゼロの日を作らないほうが、結果的に合格に近づきます。
出やすい分野と、捨ててもいい分野
調理師試験は6科目・全60問のマークシート。全部を完璧にする必要はありません。
- 食品衛生学……出題数が最多で、現場経験が活きる分野。ここは確実に取りたい
- 調理理論……こちらも出題数が多く、日々の仕事に直結。得点源になります
- 食品学・栄養学……暗記が必要。過去問を繰り返せば十分
- 衛生法規・公衆衛生学……法律や数字の暗記。ここが一番しんどいですが、出題数は少なめ
ボクの実感では、現場で働いている人は衛生学と調理理論で有利です。毎日やっていることが、そのまま問題文に出てきます。「あ、これ知ってる」が積み重なると、だいぶ楽になります。
過去問の使い方——ここが合否を分ける
- まず1回、解けなくてもいいから通す……何が問われるか掴むのが目的
- 間違えた問題に印をつける……2周目はそこだけ。効率が全然違います
- 選択肢の「なぜ違うか」まで見る……正解を覚えるだけだと応用が効きません
- 3年分をやれば傾向が見える……似た問題が繰り返し出ていることに気づきます
テキストを最初から読むより、過去問から入って、分からないところをテキストで確認するほうが速いです。ボクもこのやり方に切り替えてから、一気に進みました。
受験前に確認しておくこと
- 実務経験の証明書……勤務先に発行してもらいます。早めに依頼すること。直前だと間に合いません
- 受験する都道府県……試験日程が違います。複数受けることも可能です
- 申込期間……意外と早い。試験の数ヶ月前に締め切られます
- 会社の補助制度……受験料や講習費を出してくれる会社もあります。確認して損はありません
※制度や日程は変わることがあるので、受験する年の各都道府県の公式情報を必ず確認してください。
調理師免許を取るメリット
- 資格手当がつく(月3,000〜5,000円が目安)
- 転職時の市場価値がアップ(給食・飲食で有利)
- 現場での発言力・信頼が増す
- 一度取れば一生ものの国家資格
給食業界で長く働くなら、取らない理由がないくらいコスパの良い資格です。
まとめ|働きながら、確実に取れる
- ✅ 実務2年で受験OK。合格率約60%と高め
- ✅ 1〜2ヶ月前からテキスト+過去問をコツコツ
- ✅ 直前の受験対策講習で確実性アップ(やや高いが価値あり)
- ✅ 資格手当・転職・信頼…取るメリット大
「料理人じゃないから無理」なんてことはありません。現場で働きながら、誰でも目指せるのが調理師免許です。給食業界でステップアップしたい方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。


